the fourth protocol
(第四の核)  1986年・イギリス

2021年9月21日(火)  WOWOWプラス

監督  ジョン・マッケンジー
主演  マイケル・ケイン

感想
昨日に続いてスパイ映画ですが
こっちは冷戦が終わった後でもその構造が残っている
イギリスでの米軍基地で核爆発が起きたと見せかけ
英米の中を引き裂く作戦で、かなり見応えがありました。

監督さんは知らないんですが、演出は手堅かったです。
序盤の仲間内の捜査から、最終盤までドキドキしっぱなしでした。

この映画内では、関係のない一般人やいわゆる女子供に
何の危害もなかったので、その点は本当に良かった。
工作員が死ぬのは仕方ないしね・・・。
非人情だけど、冷戦後でもこういうことあったのかもしれないね?

主人公の子煩悩は良かったけどちょっと孫に見えたりして?(笑)
家庭環境の詳しい説明がなくてもちょっと胸キュンね・・・。

ラストシーン以降がちょっと心配だけど
主人公は今度こそ職業を変えるのでは?
坊やと長く一緒に居たいでしょうしね。

甘いマスクの工作員は、ボンドさんだよね?
ソ連人にもちゃんと見えました。
しかし、ソ連人同士で話をするときはロシア語にしてほしかったかな?

最初の字幕の意味がいまいちで見終わってもう一度見たら
まあまあ納得したというのは、最初に死んだじいさんが
亡命者だったんだね・・・反対の亡命もたまにあるからなあ。

では、そういうことで、スパイ映画第三弾近々見ます!





この映画の結末

工作員を生きたまま捕らえたかったが
コマンド部隊が殺した、命令されていたという。

後日、主人公は、ソ連のKGBナンバー2と
自分の所属長が話しているところへ行き
自分の栄華しか考えないと捨て台詞を吐き、
外で待っていた息子と共に帰宅した。



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