千姫と秀頼  1962年・日本

2021年9月13日(月)  東映チャンネル

監督  マキノ雅弘
主演  美空ひばり

感想
これは「キチガイおせんの話」になっていて
二夫にまみえない、というのはマキノさんの考えでは?
調べた事実とは全然違うし(悪いうわさはあったらしいけど)
最後ああして良いのか?

1962年公開で、私の1歳の時で、
そういう考えの男が多かったんでしょうね?
戦争で夫が帰らないけどひとり身を通したとか、
しかし時は令和、こういう価値観を押し付けるんじゃねえと思いました。

高倉健はデビュー間もない頃らしいけど
けっこうな役柄だし、やっぱかっこいいね♪

可哀想だった平幹次郎の役柄とか
黄門様が家康?と混乱したり(笑)。
無名でも美しい腰元の上位とかね、うんうんと思う中、

私が見たかったのはひばりちゃんで、
やっぱ私らの頃のアイドル映画と違って(具体的には百恵ちゃん)
うまいもんね、芸の道極めたんだろうね?
ひばりちゃんを見たという意味では、本当に良かったです!

マキノさん、いいかげんにしろよな、可哀想だぜ
その男尊女卑感覚(笑)。



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この映画の結末

片桐の命を懸けた説得を聞いたが、
家康と秀頼を殺さんとした千姫は、とうとう仏門へ。

町家に嫁いだ腰元の幸せな姿を見て喜ぶ。
「おさらばでございます」と、たじまのかみ。

寺へ続く道を歩いてゆく、千姫と腰元のトップ。



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