の・ようなもの のようなもの  2015年・日本

2021年9月12日(日)  レンタルDVD

監督  杉山泰一
主演  松山ケンイチ

感想
良かったです。
きっと森田監督も喜んでいると思います。

監督さんがずっと森田監督の助監督やっていたらしいし
いかにもな感じが、ぴったりと言うか・・・
電車がたくさん出てきて、ご遺作から続いているような・・・。
主演も松ケンだしね!

北川景子が珍しくヘタではなかった。
こういう振り切れた役は簡単だけどね(笑)。

尾藤イサオって何気に凄いよね、生き残っていてと思ったら
お父さんが落語家だったと知り、めっちゃ驚いたけど
それでキャスティングされたんだなあと知ったし、
この35年後の姿が何ともよく似合っていて、

他のでんでんさんも、伊藤さんも、野村も、戸谷くんも、
前からも、今回だけも、上手に選んだと思うし、
その中でもやっぱり主役の松ケンは、もう、こういう役柄
やらせたら右に出る人はいないしね!

短かったし、花の人たち(鈴木京香は、39だったね)も
三田佳子も、さすがスターさんたちで、
ピエール瀧もやっぱ雰囲気あるわと思いました。
内海桂子さんも流石な見せ場に出ていました、しかも2回も!

温かい東京の下町の、あの生き方も、キメタところも、
逃げ上手なことも、納得できました。
二つ目になると風呂なしアパートかあ、落語の世界は厳しいね!

昨日「サウスバウンド」録画し損ねたんだけど
今後も再見も初見もしてゆきます。
杉山監督も応援します!
前作見てすぐで、分かりやすかった~!



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この映画の結末

十三回忌の追善公演は大成功。
会長のご機嫌も良く、しんととは誠実にやった。
しんでんも二つ目になって、住み込みから卒業。

しんととに挨拶に行ったが、どこかに越して行った後だった。
となりのおばちゃんに、昇進祝いの酒と手拭いをやって
歩いてゆく。



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