殿堂入り 小早川家の秋 1961年・日本
2021年8月29日(日) レンタルDVD
監督 小津安二郎
監督 小津安二郎
主演 新球三千代
感想
いやあ、あのミンクを欲しがる娘のなんというか、
物凄い心境だよね、でも、それをどうこう言えない母親!
小早川家の面々の心境と、農民夫妻の遠景。
うまいなあと思いつつ、ご遺作ひとつ前の作品は幕を閉じました。
きっともっと作りたかったんだろうけど
この映画の最後等辺は、カラスと言い、お墓と言い、
暗示しているよねと思いました。
特典映像で監督の演出姿を見て、いいなあと思いました。
素晴らしいなあって!
森繫の使い方面白かったね、あといろいろと大スターの若い頃!
監督が長生きしたら白川由美とかもっと使われたかな?
元親子の(笑)原と司のあのしゃがむポーズが3回あって
昔からこの監督が使う「反復」を思い出しました。
・・・色々と思う、この映画でした。
再見時感想に心境近いです。
初見時は甘かったね(笑)。
初見時感想は → こちら
まだ暑いが秋が近い日、父は具合が良くなったので
家族の目を盗んで、京都の女と競輪へ。
そして女の家で倒れて死んだ。
葬式の日、皆が集まる。
それぞれの思惑と、笠智衆演ずる農民夫妻。
終わり。
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