炎の肖像  1974年・日本

2021年8月24日(火)  日本映画専門チャンネル

監督  藤田敏八 と 加藤彰
主演  沢田研二

感想
しかし、半分以上宣伝というかPVというか
ライブ映像というか、ジュリーのファンなら見ないとね?(笑)

私はファンではないし、どちらかというと当時は嫌いだったし
今もそんなに好きではないです。
まあ、歌はうまいと思っていたし、
あの頃のヒットメドレー全部知っているよ(笑)。

しかし、実は一曲だけすごく好きな歌があって
それが何とまあ、この映画の中でもかかっていた♪追憶♪で、
1974年、リアル中2だった私の、まあ思い出の曲です(笑)。

で、出演者が凄いよね~!

監督お気に入りの秋吉久美子はもちろん、
原田美枝子も気に入っていたのかな?
二人とも今もスターでうまいからイイよね!

地井くんや大門君はそれらしい役柄で似合ったし、
中山麻理は「俳優の意地悪な妻」としか知らない人もいるか?
私は「サインはⅤ」も知っています(笑)。

あとね、悠木千帆、懐かしいね、この名前!
ちょい役だったけど、きっとジュリー大好きだったんだろうね?

そして佐野周二さん、最近おずっちで若い時見たけど
やっぱり「気になる嫁さん」とかの優しいお父さん役で
関口宏父です(笑)。
関口と違ってマジ素敵なおじさまです♪

で、内容は2~3行で書けるようなたいしたことない作品だけど
この中に映っているすべてがあの頃を思い出させて
世代的にぴったりで、困っちゃいました(笑)。

まあ、でも、ちょいちょい入る
多分水の中で死んだジュリーのイメージと
ライブ映像を交互に映したり、
その辺の町の中や電車の中のジュリーって珍しいと思うから
そのあたりは藤田監督の「らしい」ところかもしれませんね?

約50年前のあのスターの私生活、
マンションの中、今なら普通かそれ以下、
あの頃は憧れの住まい方だったよね~!

ま、藤田監督がどんだけ秋吉を好きだったかがよく分かったのと、
渡辺プロの強さを思い知った作品でした。

あ、あと、井上たかゆきバンドのお宝映像凄かったです♪



藤田敏八監督について
このブログではこの監督のカテゴリーは設けませんが、
「映画鑑賞の記録」では設けています。
2021年1月までの作品の記事は → こちらです





この映画の結末

物語では、二郎の部屋できりこと抱き合う姿で終わる。

そのあと、延々とライブ映像。



.