PANE,AMORE E FANTASIA
(パンと恋と夢)  1953年・イタリア

2021年8月10日(火)  セルDVD

監督  ルイジ・コメンチーニ
主演  ヴィットリオ・デ・シーカ
    ジーナ・ロロブリジーダ

感想
デ・シーカ監督は、やっぱり俳優として
素敵で見とれちゃいます♪

ジーナさんも美しくて、この村娘役がピッタリです♪

最初から分かっていたけど
ゆるくて退屈な話ではあるけれども
「街の恋」で見た悲惨なあの件がピンと来て
この映画内の助産師さんの努力に涙です。

その他、貧しい村人は、でも、聖アントニオへの信仰あつく、
神父さんはじめ、周りの助演の方々も良かったし、
イタリアで人気になり続編が作られたのもうなずけます。

その続編は今は見られないので
またいつかこういう激安10枚組に入れてほしいです(笑)。

この監督のこれまでの作品はいまいちだったけど
これは良かったですよ!

こういうのを見たいときもあるんです。
(あれこれドタバタがあっても)のんびりして良かったです。



このブログではこの監督のカテゴリーは設けませんが、
「映画鑑賞の記録」では設けています。
2021年1月までの作品の記事は →  こちらです




この映画の結末

二組のカップルが成立♪

じゃじゃ馬は若い憲兵とその母と一緒で幸せそう。
彼は翌日転勤になり、20ヶ月結婚できないが(?)
きっとお互いに待つと約束する。

署長は、助産師の部屋へ押しかけ
彼女が月に一度会いに行くのは私生児の息子と知り
二人の仲を公にしようと、テラスに出て皆に祝福される。

聖アントニオのお祭りの花火が上がり、
小さな村の年に一度の夜は更けてゆく。



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