再見  Z (Z)  
1969年・フランス/アルジェリア合作

2021年7月24日(土)  初見時のBS2

監督  コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
主演  ジャン=ルイ・トランティニャン

感想
「Z」と聞くと、あの音楽が聞こえました、この12年間。

そして、この映画を再見して、思ったのです、
ああ、一周回ったんだなって。

2009年から12年、干支も一回りして、
映画を見ることを再開して、いろんな俳優のことも
その頃思い出せなかった事もだんだん思い出して

また、いろんな知らなかった事も知ることができて
若くない頭で一所懸命に覚えて(笑)。

今回は「バヤヤ」と一緒に入っていたから
探す手間もなくラッキーでした!

ジャン=ルイが、このひと月イマイチな役柄ばかりだったので
素敵だったと覚えていたこの作品を再見したかったのです。

ジャック・ペランさんも「鞄を持った女」で
いまいちだったからこれで挽回しました!

回想の中で決して清廉潔白ではなかった議員を、
妻として受け止めるイレーネ・パパスさんも凄かった!
モンタンの演じた議員自身の回想も正直だったね(笑)。

しかし、いつの世も食べられないと
人は何でもするよね、マジ怖い。。。

内容はあの国の事実の通りらしいから仕方ないし、
最後に俳優と実物を並列するところとか凄いよね!

この監督の政治への目線を尊敬というか
あちこち関係ない国でもあとから掘り下げて、
無関係な日本人にも教えてくれて有難いです。

うまくは書けなかったけど、
私の12年の大切さを有難く思いました。



初見時の感想は  →  こちら





この映画の結末

事実の通りに
(架空の国であるが、モデルとなったあの国では)
黒幕たちが起訴されたが政変が起きすべておじゃんとなった。

証人たちや議員の近くにいた人達は皆不審死を遂げた。
予審判事は解任され、新聞記者は3年の刑、
実行犯たちは刑期を減らされた。

しかし、Z、彼は生きている。
その言葉が最後に響く。



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