再見  La Vie  de boheme
(ラヴィ・ド・ボエーム)  
1992年・フィンランド/スウェーデン/フランス/イタリア

2021年7月20日(火)  頂いたDVD

監督   アキ・カウリスマキ
出演   マッティ・ペロンパー (ロドルフォ 役)

感想
ああ、なんということでしょう!
私はちっともこの映画を理解していなかった!

というか、常識を知らず、2013年頃から聞くようになった
クラシックと、今月初めに見た「ラ・ボエーム」で
この映画は、プッチーニに対するカウリスマキ監督の復讐のようで
私も本当に心の底からスッキリとしました!

とにかく、あんなに太ったミミさんはダメです。
この映画のように細くて食べてない感が強い人が良いです(笑)。

そして、内容が今月初めのそのオペラの映画で分かっていたので
もちろん詳細は違うけど、すごく分かりやすかったです。
ときに映画は、案内役があった方が良い時もあるのね?

あと、いろいろと昔の映画を模しているところが
ちょいちょいありましたね?
「草の上の昼食」とか「街の灯」とかね?
違うかな?

まあいいや、それであとはほぼ初見時感想と同じです。
ただ、音楽は途中はほとんどなかったですね、
最初と中盤以降かな?
「雪の降る街を」の歌詞を、それぞれの国の言葉で訳すと
きっと素敵に聞こえるのでしょうね?





初見時感想は  →  こちら





この映画の結末

不治の病をもったミミはロドルフォのところに帰ってきた。
医師は「すぐに入院して高い医療を受けさせる必要があるが
お金がいる」と言われる。

3人はそれぞれ、絵と車と本を売って金を作った。
「長くてもそれまで」と言われていた春がきて花も咲いた。

ある日「カーテンを開けて光が見たいの」と言われそうすると
「お花を摘んできて」と言われる。

ミミは、そのロドルフォを見送って、最後の呼吸をした。
花を摘んで戻ると、医師と看護師が他界を告げた。

2人に別れを告げ、犬と去ってゆく姿に
♪雪の降る街を・・・♪と、高英夫さんの歌が聞こえ
エンドロールへ。



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