再見  DER SCHARLACHIROTE BUCHSTABE
(緋文字)  1972年・西ドイツ/スペイン

2021年7月16日(金)  ザ・シネマ

監督  ヴィム・ヴェンダース
主演  センタ・バーガー

感想
この映画の内容は全く覚えていなかったので
初見同様の気持ちで見ました。
この監督の西独作品はいくつもあったけど、
パッと見つかったのでこれにしました。

見終わって思う事は、初見時感想はその通りで
見たまま思ったまま書いてあるなあという事。

どうも小説の映画化らしく、内容についてどうこう言えないけど
まあ、イギリスに帰っても何もないだろうと想像されるよね(笑)。

また母子でさげすまれながら(今度は本当に父親もなく)
食べてゆくだけも大変だと思うよ。

しかし「A」の意味も調べてわかったけど
あの場所でドイツ語?と笑えますなあ(笑)。
まあ、仕方ない、映画ではよくあることだし。

俳優陣はまあまあうまかった。
主演の女優さんが美人過ぎるし、
元夫も怪しすぎますが(笑)演技は良かったかな?
パール以外の子供たちがそのまま大人になれば
自由になるには何世代もかかるわよね、と、そこ納得でした。

旧総督の妹さんは、この先どうするんだろう?と思うけど
やはり既得権者が死ぬと新しい権利者は
自分のしたいようにするよね?





初見時感想は  →  こちら





この映画の結末

牧師は全員の前で自分が緋文字の愛人であり
パールの父親だと告白し、倒れてしまう。

控室で新総督などに「刑罰を」とか「これで船に乗れる」とか
言っていたが、結局、新総督が自分の手で絞め殺す。

女を連れ戻せと言われ、警察官が走るが
船は出た後、旧総督の妹と召使に見送られた。

元夫も先住民と去って行った。



.